脱毛もストレスを感じさせない要因
あるいは超二流の経済大国にふみとどまるべきだ。
いまさら超一流の世界に通じる経営者を養おうとしても、無理な話だ。
もともと日本の大学はそういう人材を養成する仕組みにはなっていない。
日本はベネチア、オランダの失敗から学ぶのではなく、ベネチアやオランダの成功から学べと私はいいたい。
しかしながら、カルタゴのような道はたどるべきではない。
カルタゴはただ富を蓄え、武力を蓄えるだけだった。
富を蓄えるだけで、それを何に使うかを知らなかった。
それでいてローマに対し敵対心を燃やし、何かと競争しようとした。
これは、他国にとってたいへん不気味だ。
結局ローマの嫉妬と反感を買い、武力で叩きのめされ、この地上から抹殺された。
やはり嫉妬をかわせるのは、文化的貢献ではないか。
いまなら、環境問題でもいい。
それを日本は本気で考えなくてはいけない。
海洋国の特長を活かすベネチアやオランダは静かに没落していったが、ただし国民全体が遊んで、豊かになり、文化をつくって後、歴史の表舞台から静かに消え去って行った。
ところが、日本は豊かにならないうちに世界中から金を巻き上げられ、おしまいになりかねない。
徹頭徹尾Wマートの姿勢にはブレがない。
「より安く売れば、より高い収益を上げられる」。
これだけで売上高世界一の企業になった。
1962年にアーカンソー州で1号店を開業したWマートは創業40年目でGMやエクソンーモービルを抜き「F」誌の2002年版グローバル500の頂点に立った。
巨大なのは売上高だけではなく、140万人の従業員も民間企業最大、また、来年度には最大465店を新たに出店すると発表したが、その売場面積の増加分は東京ディズニーランドの5倍強だ。
こんなに大きいWマートだが、これほど「巨大」「超企業」などと称されることを嫌う企業も珍しい。
それはミスターサムと社員から慕われた創業者、サムーWトンの教えを忠実に守ろうとしているからだ。
74歳の生涯を閉じたWトンは「小さく考えろ」と口酸っぱく教えた。
「われわれが大きい会社になったのは、大きい会社のように振舞わなかったからだ。
そもそも、元をたどれば小さな町の商人だ。
巨大な売り上げや利益は1人が1日ずつ、1店ずつ積み上げていったものだ」。
アメリカ国内にさはどのライバルがいなくなったWトンは亡くなるまで日本小売業の米国参入を心配していたという。
それは買い物をしないと海外旅行をした気分にならない日本人を見て、こうした自国の旅行者を当てにアメリカにやってくると予想したのだが、事実は逆だった。
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